今回からはじまるブレイブソフト対談。
記念すべき第1回の対談にお越しいただいたのは、弊社アプリ総ダウンロード数480万ダウンロードを突破したことでも記憶に新しい『写真を見て一言。“ボケて”』アプリの生みの親でもある、ゆーすけべー(和田裕介)さんです。
ゆーすけべーさんとブレイブソフト代表の菅澤は、ボケての開発も一緒に行うなど昔からの古い付き合い。普段聞けないようなお話と、ブレイブソフトのPRになるようなお話がお届けできればよいなと思います。
お二人の独立の経緯はというと共に大学卒業後に独立。現在のようにIT系職種が少ない状況だったのはもちろん、情報自体がほとんどなかったこともあり、また、アナーキストじゃないけれど、スーツなんて着たくない!なんて些細なことが独立の理由だったそうです。
お話を伺っていると、そもそも就職なんて真剣に考えてなかったんじゃね?笑 というお二人に今更ながらどこにでもありがちな起業のきっかけなどを伺っても仕方ないので、ブレイブソフトの掲げる技術への挑戦を手始めにお話を伺いました。
◆ 昭和力のあるエンジニアが最強
最近では囲碁の世界チャンピオンがAIに敗北したり、イーロン・マスクやスティーブン・ホーキング博士が『AIは人類最悪の恐怖』などのように語っていると言われていますが、エンジニアもAIなどロボットに取って代わられたりしないのでしょうか?
そう考えると、人間力のようなものが大事になってくると思うんですが、おもいっきり失礼な言い方をするとエンジニアって内向的な人が多いように言われますが、そういう人間観て学んでいけるんでしょうか?
昭和力。(笑)LINEなどを使っていると日々感じるのですが、メールなどの「お世話になっています。」とかって、日常のコミュニケーションが簡素になってきている今では正直めんどくさいと思うんですが、その昭和力大事!観点からいくとまだまだ必要だと?
◆ 自由な環境ってなんだろう?
昭和力の学び方かぁ...新卒のキャリア形成でつめ込まれたりすることもありますけど、これって仰られるように環境からの経験によるところが大きいですよね。求職者へのPRということも込め昭和力の学び方として、強引にありきたりな話に戻すと、今の社会環境で学生に戻れたとしたらお二人共もう一度独立されますか?
自画自賛発言いただきました!そんな自画自賛なブレイブソフトですが、自画自賛ついでに対談者の方も持ち上げとくとして、ゆーすけべーさんのようなイケてるエンジニアに入社していただくとしたらどういう条件が必要ですか?
権利。確かに製作者だったらほしいですね。あくまで宣伝ですが、そのような製作者の権利を与えることってブレイブソフトではあるんですか?
◆ 自由はつくり上げるもの 与えられるのは自由じゃない
やっぱり自由な環境というのをエンジニアは求めるものなのでしょうか?そもそもどういう環境を自由だと感じ何を求めてるんですか?
自由を作り上げていく。かっこいい表現ですね〜。先ほどのお話ではブレイブソフトには自由があると。そんな自由があるブレイブソフトって理想の会社のような気がしますね。笑
最後に菅澤社長はブレイブが理想のようですが、ゆーすけべーさんにとって理想の会社をお伺いできますか?
フランス革命ですね 笑
これからのエンジニア像とは?のつもりで始めた話が最後にはフランス革命と時代に逆行した答えにたどり着きましたが、自由を作っていくというのは素敵ですね。BRAVEとは、『勇気』や『勇敢』、『勇者』を表す言葉、最終的に良い着地ができてホッとしました。本日は長々とありがとうございました。今後共引き続きよろしくお願い致します。
ゆーすけべー(和田裕介)
株式会社オモロキ CTO。(株)ワディット代表取締役。Webアプリケーションエンジニア。過去に未踏ユース準スーパークリエータ認定、SIGGRAPH Emerging Technologies採択プロジェクトのリーダーという経歴を持つ。プログラミングやWeb技術のイベントであるYAPC::Asia Tokyoでは50個以上のプレゼンがある中、2年連続でベストトーク賞を受賞。(株)オモロキではCTOを務め、お笑いWebサービス「ボケて」の裏側を支えるバックエンドを開発。ボケては第18回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品に選ばれている。主な著書に『Webサービスのつくり方 ~「新しい」 を生み出すための33のエッセイ』技術評論社など がある。
趣味は、Podcast配信、旅行、ギター、サッカーなど