みなさん、こんにちは!bravesoftチーフデザイナーの劉 佳軒(リュウ カケン)です。
先日、Figma Japan様より「株式会社アツラエ様・Figma Japan様との共催セッションに登壇しませんか」と光栄なお声がけをいただきました。
テーマは「FigmaとAIの実践活用」。
普段の業務でまさに手を動かし、試行錯誤している領域だったこともあり、迷わず「やります!」とお返事いたしました。
会場はGINZA SIX 13Fにある「THE GRAND GINZA(ザ・グラン銀座)」。15分という短い枠でしたが、「現場で実際にどう使っているか」に絞ってお話ししてきました。
今回の登壇で利用した、作業動画付きの登壇スライド資料を無料で配布しています。是非お気軽にご利用ください。
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何を話したか:Figma × AI 5つの実践ワークフロー
「Figma × AI」と言っても幅が広いので、今回はbravesoftの実務で実際に回っているワークフローを中心に構成しました。デモを交えながら紹介したのは、主に以下の5つのトピックです。
1.ワイヤーフレームをAIで立ち上げる
要件のメモからFigma Agentにたたき台を作らせ、そこから人が構成を詰めていく流れです。ゼロから箱を並べる時間が大きく減り、「議論の出発点」を素早く用意できるのが効きます。AIは下書きを高速に出すのが得意で、そこに設計意図を入れていくのは人の仕事、という役割分担がはっきりします。
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2.画像生成からデザインに落とす
ビジュアルの方向性を画像生成で探り、良さそうな雰囲気をFigma上のデザインに反映していくアプローチです。トンマナ検討の初速が上がり、クライアントとの認識合わせも圧倒的に早くなります。

3.プラグインを自作する
今回、会場から一番反応が大きかったのがここでした。
既製のプラグインでは痒いところに手が届かない場面で、自分たちの作業に合わせたプラグインをその場で組んでしまうというお話です。「こういう単純作業、毎回手でやってるな」というものほど自作の効果が大きいです。
Particle Factory(Figma上で動くパーティクルを作成できるプラグイン)

Shadow Factory(リッチな影エフェクトを作成できるプラグイン)

4.デザインシステムの整備を自動化する
命名の揺れやハードコードされた値のチェック、コンポーネントのバリアント整理など、地味だけど時間を食う作業をAIに寄せるお話です。デザインシステムは「作って終わり」ではなく「保ち続ける」のが大変なので、ここを軽くできると効果が長く続きます。
5.アニメーションをつける
Figma Make / Motionを使って、「ここを動かしたい」を素早く形にするお話です。静止画では伝わらない動きの検討を、エンジニアが実装する前に低コストで試せます。
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会場のみなさんに聞いてみた – Live!アンケート

一方通行のセッションで終わらせたくなかったので、当社が提供するイベントDXツールLive!アンケートを使い、その場で来場者のみなさんに答えてもらう時間を設けました。
聞いたのはこの設問です。
Q. 今の Figma AI、「できない」のは次のうちどれ?(回答:90件)
- ・83.3%(75件):作られた案を見比べて、どれを採用するか最終決定する
- ・14.4%(13件):欲しい作業ツールをその場で作ってくれる
- ・2.2%(2件):「アニメーションつけて」と言うと、画面を動かしてくれる
8割を超える方が「最終的にどの案を採用するかの判断は、まだ人がやること」を選びました。
ツールをその場で作る・アニメーションをつけるといった手を動かす作業は「もうAIができる」という認識が広がっている一方で、意思決定は人の領域という感覚が会場で共有されていたのが非常に印象的でした。
今回お話ししたワークフローも、まさにこの線引きの上に成り立っています。AIに任せるのは高速な生成と反復、人がやるのは意図を入れることと選ぶこと。この役割分担を、参加者のみなさんと同じ数字で確認できたのは大きな収穫でした。
懇親会での反応
セッション後の懇親会では、自作プラグインに興味を持ってくださった方が特に多く、「どうやって作っているのか」「どこから手をつけたのか」といったご質問をたくさんいただきました。
あわせて、「Figma上でのAIの“実際の使い方”」を気にされている方も多く、デモで見せた手順をもう一段掘り下げて聞かれる場面が続きました。ツールの存在自体は知られていても、「日々の業務にどう組み込むか」の具体像はまだ手探りという空気を強く感じました。
まさに今回のセッションで届けたかった部分だったので、直接お話しできて本当によかったです。
おわりに
Figma × AI は、「何ができるか」のフェーズから「現場でどう回すか」のフェーズに移りつつあると感じています。AIに生成と反復を任せ、意図と判断は人が持つ – この分担を軸に、bravesoftのデザインチームはこれからも実務で使える形を模索し続けます。
最後になりますが、お声がけくださったFigma Japanのみなさま、共催の株式会社アツラエのみなさま、そして会場に足を運んでくださった参加者のみなさま、本当にありがとうございました!
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