6月に入り3回目の開催となった「hogehoge会」!
4月から数えると通算8回目となりました。
ちなみにhogehoge会とは、エンジニアチームをメインに「技術に関するTIPSや知見を楽しく共有する会」です。
今までは
第1回「リモートhogehoge会「リモート環境での困ったことの共有&俺スゲー環境自慢」
第2回「第2回 hogehoge会の実施 -アプリを作ってみよう-」
第4回「第4回hogehoge会 -個人開発「川柳アプリ」の紹介-」
第5回「第5回hogehoge会の実施 -FizzBuzzを日本語でプログラミング、からの色々な手法へ-」
第6回「hogehoge会第6回 -SQLアンチパターンを議論しよう-
第7回「第7回hogehoge会 -VS Live Shareでコードレビュー会!with ブレイブスタジオ-」
というテーマでやってきました!
そして今回の第8回目は、「MacBook Proを解体してみようの会」(またの名を”MacBook Pro vs 間宮選手の戦い”ともいう)です!
とあるエンジニアのお世話になっていたMacBook Proがお亡くなりに・・
日頃の感謝の気持ちを込めて、解体させて頂きます!という事になったのでした★
そして今回は弊社のサービス「eventos」を使って解体の様子をライブ配信でお届け!
リモートでも沢山のギャラリーが解体ショーを見守る、そんな回になったのでした。
果たして勝敗はいかに・・
MacBook Proの解体は人気?
記事を書いている私・みずぽすはPCの分解や解体をやった事がないので、MacBook Proの解体ってどんな感じなのかな〜と思い、
YouTubeで「MacBook Pro 解体」と検索してみました。
すると・・・
すごい出てくる!!
やはり高機能のMac Book Pro、多くの技術好きな挑戦者が試合を申し込んでいるようでした。
しかし読み進めてみると、「超難しい」「普通のドライバーじゃ開かない」などの声が続出。
そんな難易度MAXのMacBook Proの解体、今回のhogehoge会ではどこまでいけるのでしょうか!
いざ、試合開始
今回はこのような形で配信。右に「スロー ビデオ 写真 ポートレート」という文字が写っています通り、iPhoneのカメラに映る映像を配信しています。
MacにUSBを挿してiPhoneを接続し、OBSのインプットをiPhoneにして画面を表示しました。(音声はOBSの「音声キャプチャ」でPC本体で取れる音を流しました)
解体ショーをお届けするのはbravesoftきっての技術部隊のボス・間宮選手。自前のMac用ドライバーを持ってきており、戦闘準備は万全です。
そして配信のお手伝いとして赤ちゃん選手も控えております。
eventos UNIT プロダクトデベロップメント事業部長 / 技術戦略本部長の間宮選手
間宮選手(以下:間)「それでははじめます。今日はこちらのPCを解体します。これは川さんのPCです」
PCの持ち主であるエンジニアの川さんが通りかかる。
川さん「僕のPCですね。悲しいです」
一同「笑」
間「それでは開けていきます。ネジが6箇所止まっていて、特殊なヘキサドライバーじゃないと開ける事ができません」
赤ちゃん選手(以下:赤)「特殊な花びらのような穴になっていますね」
赤「ライブ配信からドライバーいくらですかってコメントきてますよ」
間「ホームセンターで800円くらいですね」
赤「意外と安いですね」
間「これ結構開けるのむずいんだよね・・あ、開いた」
間宮選手、外側のシールドを開ける事に成功。中身も美しいです。
赤「なんかDJのターンテーブルみたいな見た目ですね」
間「ネジだけでなく、色々なところに爪があってそれもはずさないと取れない仕組みになってる」
間「ここがマザーボードで、上がバッテリーなどですね」
赤「おぉ、こんなマザーボード初めて見ました。でも、美しいですね」
間「なんかシールでめちゃくちゃ固められてるな」
赤「分解した事がわかるためですかね。保証が効かない」
ここまでは順調な試合展開です。
しかし・・
間「うわ〜ドライバー入らないネジ多いな」
赤「細かいネジ多いですね」
間「ここがクリックの部分で、押した感じを出す部分になってる。これは一回外すと再調整が必要。宙に浮かせているらしくて、バランスをとる仕掛けが専門業者じゃないとできないようになっている」
赤「ほえ〜〜」
ここでギャラリー代表・DD事業部部長の古さんがガヤを入れにやってきました。
赤「あ、いやらしい人がきました」
古さん「川さんのPC解体?おそらくこれの下にはプリクラとか貼ってるんでしょうね」
赤「初音ミクのシールが貼られてるかもしれない。保証対象外ですね(キリッ)」
間「今こんなに解体に苦戦してるのにどうやって(笑)」
間「これ多分メモリだ。シールで隠されてる。ここが金属になっていて、メモリの熱を伝導させてファンの部分まで持ってきている。ファンの風で冷やす面積を大きくするためにこの金属はジャバラ構造になっている」
赤「なるほど」
間「あと1箇所ネジ外せるとファンの中見れると思うんだけどね・・く・・」
間「これが電源かな?」
間「あ、これWiFiかな?WiFiは電源と離さないといけないからこの位置にあるんだろうね。WiFiと電源が近いと電波の干渉が起きてしまうので」
間「これはCPUだね。」
赤「Macのは全部黒で塗り固められてて判断が難しい・・」
Macの修理屋さんのごとく次々と搭載パーツを予想していく間宮選手。
日頃から相当機械いじりをしていることがうかがえます。
そしてここで私も登場。ミーハー魂に駆られて白熱の試合を見にきました。
赤「間宮さんがMacを解体しております」
みずぽす(以下:み)「これバッテリーですか?こんなに大きいんですね(初心者)」
間「あ、これがアンテナだね」
み「アンテナって何に使うんですか?(初心者)」
間「WiFi(汗)。多分ここがアンテナから繋がってるWiFiのチップで、ここで制御している」
み「なぁるほど!初めて知りました」
間「・・・」
赤「SSDのデータだけでもサルベージするのは難しいですかってコメントきてますよ」
間「確かSSDに挿す専用の口があるらしいんだよね。そこからじゃないと挿せない。これだったかな?」
間「ここに専用のフラットケーブル挿さないとだめらしくて。という情報がネットに転がってた。それで、以前挑戦しようと思ったけど諦めた」
赤「確かに端子ありますね」
赤「僕も自作PC作ってたけど、Macのは全然わからないね。特殊で難しい」
間「このオレンジの部分は押された時に揺れてクリック感を出してる。でも実際にはへこんではないらしい」
み「へこんでないんですか?すごい錯覚ゥ!」
間「あとこの赤枠の部分が感圧センサーで、押された時に凹む。それのデータを両サイドの黄色部分でとって、青色らへんで制御して、最終的に真ん中の部分からデータを飛ばす。6ラインあるから6インプットくらいかな」
もはや一年後にはMacの修理屋さんの資格を取っていてもおかしくない間宮選手。
間「く・・・・ここまでだな。もう少しバラしたかったけどな」
赤「間宮選手!!!まだ諦めないでください!!ほら、なんか浮きましたよ!もう少しで外せる!!」
間「浮いてはいるのはわかっている、最初から。でも、ネジがまだ、止まっているんだ・・・!」
赤「ネジが小さすぎて・・用意したドライバーでは開けられないという事ですか・・・?そんな、そんな、、うわああああああああ」
間「赤ちゃん選手、今までついてきてくれて、ありがとう・・」
ま、間宮選手・・・!
というのはただの私の妄想で、実際は
間「うーん。ここまでですね、残念。皆さん、ご視聴ありがとうございました」
赤「ありがとうございました〜」
という爽やかな締め括りで、これ以上解体できる部分はないという事で試合はTHE END。
試合終了
という事で試合終了!
bravesoft史に刻まれるかもしれないこの戦いの勝敗は・・・MacBook Pro、強し!
間宮選手が準備したドライバー1本ではMac選手の鉄壁の扉は打破できず、様々なドライバーを駆使しなければいけない事が判明。
間宮選手によると、ネジが特殊であったり、しっかりハンダ付けされている部分が多いのでそう簡単には解体できないそうです。
さすがMac。
しかしながらトラックパットの部分の中身など見れた部分も沢山あり面白かったですね。
何よりも様々なパーツについて間宮さんが解説して下さって、とても勉強になりました。
皆さんもご興味があれば勉強してみてはいかがでしょうか。
リベンジ予告
ここで速報です!!
今回の戦いで金城鉄壁を守り抜いたMac選手に対し、間宮選手が再度戦いを申し込むとの噂が入ってまいりました。
戦いに備え、さらなるつよつよドライバーを手配している最中との事・・
果たしてリベンジマッチの行方はいかに!
続報をお楽しみに!