イベントプラットフォーム「eventos」をはじめとする自社プロダクトの開発や、受託開発において多数の実績を誇るbravesoft。

現在、AIの進化によってシステムの作り方が根底から変わる変革期を迎える中、AIを活用してエンジニアが「価値を生み出すこと」に100%没頭できる組織への進化を目指し、新たなフェーズを共に創り上げるエンジニアメンバーを募集します。

そこで今回は、2025年10月に執行役員兼CTOに就任した木戸浩太郎氏にインタビューを実施。公務員から未経験でIT業界へ飛び込んだ異色のキャリアから、全社を巻き込むAI駆動開発のリアル、そしてまだ「何者でもない」組織を共に創り上げる面白さまで、ありのままを語っていただきました。

プロフィール

 

木戸 浩太郎 -Kotaro Kido-

警察の科学捜査研究所での鑑定業務から未経験でIT業界へ飛び込み、システム開発や導入コンサルタントを経験するという異色のキャリアを経て、2019年4月にbravesoft株式会社へ参画。自社プロダクト「eventos」の開発責任者などを務め、2025年10月には執行役員兼CTOに就任。現在は全社エンジニア組織の統括やAI推進の責任者を兼務する。根っからのエンジニア気質を持ち、技術の先にある「価値の創出」という本質的なものづくりを牽引し続ける現場主義のトップリーダー。

「将来が見えすぎる」仕事からITへ。圧倒的な熱量に惹かれた異例のキャリア

 

――まずは、公務員から異業種のIT業界へ飛び込んだ経緯を教えてください。

もともとは大学院修了後、神奈川県警察の科学捜査研究所で、交通事故や銃器の鑑定業務を行う公務員をしていました。責任ある仕事でやりがいを感じる一方で、将来のキャリアパスが明確に見えすぎてしまう環境でもあって。だからこそ、「もっと未知の領域で新しい挑戦をしてみたい」という思いが次第に強くなっていったんです。

公務員だったという反動からか、「海外で働いてみたい」という意欲が湧き、未経験でIT業界に入れる、かつシンガポールでの研修があるワークスアプリケーションズへ飛び込みました。そこで約1年間のシンガポール研修を経て、4〜5年ほど給与システムの開発や勤怠システムの導入コンサルタントを経験しました。

 

――そこから、bravesoftへ入社された決め手は何だったのでしょうか?

前職で開発とコンサルの両方を経験したことで、「やはり自分は現場で開発をするほうが好きだ」と再認識し、改めて勉強し直していたタイミングでした。数ある企業の中でbravesoftを選んだ決め手は、1Day選考で即日決めていただいたスピード感です。その圧倒的な熱量と勢いに惹かれて、2019年に入社を決めました。

批判するより、自分が動く。誰もやらないAI推進を「自分がやる」と買って出た“BRAVE THROUGH”の原体験

 

――CTO就任に至るまでの経緯や、木戸さんご自身が組織に起こした「BRAVE THROUGH」の事例について教えてください。

私自身、根本は「現場で手を動かして良いものを作りたい」という生粋のエンジニアです。そのため、役職としてのCTOを目標にしていたというよりは、より良いプロダクトを作るための手段として今の役割に行き着いた、というのが正直なところです。

これまでの歩みを客観的に振り返り、組織に「BRAVE THROUGH」を起こした転機を挙げるとすれば、開発組織がマトリックス型へ体制変更した時期ですね。

当時は自社プロダクトの開発責任者に就任してすぐのタイミングでしたが、エンジニアの評価方法について社長から相談を受けるなど、徐々に全社のエンジニアを巻き込んだ交流会や勉強会の運営を自ら引き受けるようになりました。

その後、会社全体を見た時に「AI推進など、今ここに投資をして動くべきだ」という課題がいくつも見えてきたんです。誰もが目の前の業務で手一杯な状況でしたが、前職で「他責NG」という文化を叩き込まれていたこともあり、「誰かがやるのを待つより、自分がやろう」と責任者を買って出ました。

 

――全社を巻き込む大きな動きとなった「AI推進」ですが、木戸さんご自身がAI駆動開発に舵を切る原体験はどこにあったのでしょうか?

コロナ禍で少し時間ができた際、自発的にカメラで人の流れを計測するAIデバイスを作ってみたことがきっかけです。その延長線上で、オンラインでの全社朝礼を盛り上げようと、AIデバイスの紹介を行ってみたりする中で、のめり込んでいきました。

それが思いのほか社内で反響を呼び、結果的に自社イベントでのAIシステム実装に繋がりました。社長からも愛あるプレッシャーをもらいつつ、新しい技術への挑戦を面白がって後押ししてくれるカルチャーを感じましたね。この「面白がって作ってみる」という成功体験が、今の全社的なAI推進の原動力になっていると感じます

極論、システムは「作らない」ほうがいい。AI活用で純粋なものづくりに没頭する組織へ

 

――現在、CTOとしてエンジニア組織を率いる中で「品質の強化」をひとつのテーマにされていますが、その原体験はどこにあったのでしょうか?

当時のbravesoftは、「とにかくスピード優先でどんどん機能を作ろう」という攻めのカルチャーが非常に強かったんです。ただ、開発を加速させる一方で、お客様に安心してご利用いただくための「品質」という守りとのバランスをとるのが一番の課題でした。

それを痛感したのが、自社プロダクト「eventos」の大規模な基盤改修直後に迎えた繁忙期です。数万人規模が集まる超大型のオンラインイベント配信を控え、いかにシステムを落とさず安定運用するかが問われる状況でした。チーム一丸となってインフラ整備や品質向上に泥臭く向き合い、なんとかこの山を乗り越えましたが、「エンジニアが品質の不安を抱えたままでは、新しい挑戦に集中できない」と肌で感じたんです。

 

――だからこそ、現在推進しているAIを活用して、その品質の地盤を固めようとしているのですね。

おっしゃる通りです。最大の目標は、AIを活用してシステム品質の不安を完全に手放すという「BRAVE THROUGH」を起こすこと。品質の地盤が強化されれば、「どうやって作るか」に頭を使う必要がなくなり、エンジニアの思考を「どんな価値を創り出すか」「誰のために作るのか」というクリエイティブな領域へ100%振り切ることができます。

極論を言えば、システムなんて「作らないこと」が一番コストがかからないわけです。だからこそ、作るとなった時に「本当に必要なコストはどのくらいか」「誰のために作るのか」を、ワークショップ等を通じて徹底的にすり合わせていきたい。全員が純粋なものづくりに没頭できる組織にしていきたいですね。

 

――そのうえで、「個が輝く文化」について、具体的にどんなマネジメントを意識されていますか。

あらかじめ会社が用意した「ポジション」に人を無理に当てはめないことです。箱のサイズに合わせてしまうと、能力を持て余したり、逆に負担を感じてしまう人がどうしても出てきますから。

僕が意識しているのは、その人が最大パフォーマンスを出せる領域を見極め、フルオーダーメイドで裁量を渡すマネジメントです。対話だけでなく、日々の仕事の成果から「レスポンスの速さ」「正確性」「デザインセンス」など、客観的な得意分野を見つけ出すことを大切にしています。

僕はbravesoftを、単なる事業組織ではなく「楽しくものづくりをしようぜ」というコミュニティだと捉えているんです。だからこそ、ワークショップや勉強会を通じて、メンバーの主体性を引き出す環境づくりに注力しています。

成功の正解はまだない。だからこそ、最高に面白いフェーズを自分たちの手で創り上げる

 

――ものづくりに没頭できるコミュニティとしての体制が整う中で、このAI時代において、これからどんな方と一緒に働きたいですか?

大前提として、「ものづくりが好き」という人が一番です。そして、素直で元気があり、気遣いや思いやりを持てる方ですね。

また、AIがコードを生成する時代だからこそ、「言語化能力」や「表現力」を重視しています。AIにどう作らせたのか、どこにこだわり、何に苦労したのか。それを自分の言葉で語れる、確固たる軸を持った方と一緒に働きたいです。

 

――最後に、求職者へメッセージをお願いします。

今のIT業界は、AIの進化によってシステムの作り方が根底から変わる、激しい変化の中にあります。

bravesoftも今、さらなる飛躍を目指す過渡期です。リソースが潤沢にあるわけでも、完全に成功しきっているわけでもありません。しかし、だからこそ大企業にはない圧倒的な裁量があり、ここで実績を出せば「自分がこの会社を成長させた」と胸を張って言える、最高に面白いフェーズでもあります。

この激しい変化やリスクを自責で受け止め、自分たちの手で未来を創るチャンスだと楽しめる方には、最高の成長環境になるはずです。まだ何者でもない「bravesoft」というコミュニティを、一緒に創り上げてくれる方をお待ちしています。

ここまで読んでいただき、bravesoftにおける「エンジニア組織」のリアルな姿について、少しイメージが湧いてきたでしょうか。

AIがコードを生成していく時代において、「どう作るか」という手法に悩むのではなく、「誰のために、どんな価値を生み出すか」という本質的なものづくりに100%没頭していく。それが、これからのbravesoftのエンジニアならではの面白さです。

僕たちが求めているのは、AIの進化による激しい変化や大企業にはないリスクを「自責」で受け止め、自分の手で未来を切り拓いていく強い主体性を持った方です。

  • AI時代における「新しいものづくり」の最前線に挑戦したい
  • 自身の表現力やこだわりを活かし、大きな裁量を持って開発に取り組みたい
  • CTOと共に、まだ何者でもない組織(コミュニティ)をゼロから創り上げたい

そんな熱い思いがあれば、まずは気軽に話を聞きに来てください。あなたからのご応募を、心よりお待ちしております。

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