こんにちは。bravesoftのエンジニア、福山です。
お盆の時期を利用して、北海道に行きました。
その目的は——「農業」!?
はじめに
AIを使えば、コードは一瞬で書ける時代になりました。仕様書通りの画面を作るだけなら、デスクから一歩も出る必要はありません。
ですが、私たち受託開発チームが大切にしているのはPLO(Product-Led Ownership=プロダクト主導の当事者意識)です。ユーザーが本当は何に困り、どんな瞬間に行動を起こすのか。その「現場のリアリティ(解像度)」を持たずに、本当に愛されるサービスなど作れません。
「画面越しではなく、泥にまみれてユーザーの生きた声と感情を知る」
そう決意した僕は、自社で開発支援をしているマイナビ様の農業マッチングアプリ「農mers(ノウマーズ)」を自ら使い、農家さんの現場へ飛び込むことにしました。
【きっかけ】「農mers」を使って、北海道・富良野の農家さんへ
将来的に農業や畜産に関わりたいという個人的な想いと、「自分が関わるサービスを当事者として極限まで体験したい」というエンジニアとしての衝動。これが今回、僕を北海道へと向かわせました。
「農mers」は、農園さんと農作業をお手伝いしたい「農mer(ノウマー)」を直接つなぐアプリです。
5月、自ら「農mers」で富良野のミニトマト農家さんに応募し、マッチング。すぐさま航空券を手配し、北海道へと飛び立ちました。

【現場体験】時給分の価値を出す厳しさ——画面の前では分からない「現場のKPI」
新千歳空港から車で約3時間。美しい富良野の農園にお邪魔し、翌朝7時からさっそく「収穫」の作業がスタートしました。


大学まで運動部だった僕は「体力的には余裕だろう」と高を括っていました。しかし、開始1時間でその考えは甘かったと痛感します。
3年以上デスク作業でなまりきった体に襲いかかる腰の激痛。そして何より試されたのは「作業スピード」でした。
農家さんの収穫作業において、スピードは命です。バイトとして参加している以上、一定のスピードを出せなければ「売上は上がっても、人件費で利益が落ちる」状態を農家さんにつくってしまう。
「生半可な気持ちではいけない」と必死で喰らいつき、なんとか現場のスピード感に追いつけたのは夕方でした。腰は曲がり、全身疲労困憊。しかし、同時に強烈な達成感と、現場で戦う農家さん・ワーキングホリデーの皆さんに対する深いリスペクトが芽生えました。


【現場で得た一次情報】データには表れない「本当のユーザーボイス」
汗を流す中で、一緒に働く「農mer」の仲間や農園のオーナーさんから、アプリに対する本音のフィードバックが直接飛び込んできました。
- 農家さんからの生の声:「実作業中にこういう動作でバグが起きることがある」
- ほかの農merさんの声:「もっといろいろな農園から探せるように、露出やマッチングの幅を広げてほしい」
ハウスの隅にあるデスクには、土壌学や栽培技術の分厚い専門書が並んでいました。農家さんは膨大な知識とプライドを持って作物を育てています。
その真剣勝負の現場で使われるアプリだからこそ、ちょっとしたバグや使い勝手の悪さが、現場のストレスに直結するのだと身をもって知りました。
【エンジニアとしての真価】ただ「言われた仕様」を作る請負業者にはならない
僕にとって「エンジニア」という言葉は、単なる名刺上の肩書に過ぎません。本質は「お客様の事業価値を創造し、ユーザーを笑顔にすること」です。
今回、自らユーザーとなり現場に飛び込んだことで、画面の前にいては絶対に気づけなかった「次に取り組むべき施策」が明確になりました。
- 現場環境に最適化された、迷わないUI/UX設計
- 農園さんと農merが出会う確率を最大化する露出・集客施策提案
僕たちが目指す受託開発は、仕様書通りのコードを書く「作業」ではありません。「エンジニア視点」×「泥臭いユーザー体験」から導き出した改善案を、クライアント企業様に直接ご提案し、共にプロダクトを成長させる「パートナーシップ」です。
【おわりに】貴社のプロダクトも、私たちが現場まで体験し尽くします
素晴らしい機会を提供してくださったパートナーであるマイナビ様、そしてこの現場主義なチャレンジをバックアップしてくれた弊社のチームに心から感謝しています。
私たちはこれからも、単なる「画面の中の開発会社」にとどまりません。売上や利益という数字の先にある「本当のユーザー体験」と「ビジネスの価値」を泥臭く追求し続けます。
- 「自社サービスの解像度を上げ、本当に使われるプロダクトにしたい」
- 「作って終わりではなく、ユーザー目線で事業を伸ばしてくれる開発パートナーを探している」
そんな課題をお持ちの企業様は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
貴社と併走して「プロダクトの成長と体験に責任を持つオーナーシップを持つ」PLOサービスにて全力で支援させていただきます。
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bravesoft株式会社のアプリ開発
【担当者コメント】
愛し愛される世界を創りたいエンジニア。
良い開発者とは何か?高品質なプロダクトを提供する開発者か?
ユニークな機能を作れる開発者か?
いや、「プロダクトを愛し愛される」エンジニアだ。
足りないのはAIトークンでも時間でもなく、プロダクトのことを考えた時間だった。
お客様の大切なアプリの一番のファンであり、お客様に愛される開発組織でありたい。
自分が関わるサービスを当事者として極限まで体験し、
お客様に寄り添うパートナーであり続けるために。

bravesoft株式会社 エンジニアリング2部
エンジニア
福山 智喜