持ち回りで各部門の長に2021年の展望を聞く特集企画、
初回は広報担当の私高瀬がビジョンを語りましたが、2回目の今回はeventosに関して、
bravesoft取締役 / eventech UNIT統括の清田に色々とインタビューさせて頂きました。

 

eventoshttps://eventos.tokyo/

 

eventosの2020年を振り返って

高瀬(以下高)「まずはeventosのサービス概要を簡単に紹介お願いします」

清田(以下清)「端的に説明しますが、eventosはイベントの価値をより来場者に感じて頂くツールであり、イベントの主催者・運営者が運営を簡単に行う為のツールです」

「2015年からサービススタートして、これまでの5年間で導入件数や売り上げは右肩上がりとなっていましたが、2020年を振り返ってどうでした?」

「2020年はeventosにとって大きな転換期となった1年でした。内容としましては、新型コロナウイルスの影響でリアルイベントが軒並み中止・延期していく最中において、オンラインイベントに対応すべく、アプリメインで行ってきた機能開発をWEBメインに切り替えた事ですね」

「eventosWEBとしても多くの機能が新規リリースされましたが、一番印象に残っている機能はなんでしょう?」

「やはりLive!配信(ライブ配信)機能ですね。2020年以前からYouTuberやabemaTVもそうですが、ネット配信が徐々に始まりつつあり、イベント業界においてもウェビナーやオンライン展示会も一部始まってはいましたので、いつかはやりたいと構想はありましたが、それを2020年にリリースするとは思っていませんでした」

「2020年にLive!配信を行ったプロジェクトで印象に残っているものはありますか?」

「どれも印象に残っておりますが、強いて挙げるのであればUiPath様のUiPath AI EXPO 2.0ですね。我々の提供するeventosWEBの価値を分かって頂けて、eventosWEBが有効に活用頂ける、eventosが目指すべきターゲットはここであると気付かさせてくれました」

「”目指すべきターゲット”をもう少し詳しく説明頂けますか?」

「自社サービスを展開しているソフトウェア・IT企業で、自社の製品を紹介するプライベートショーやカンファレンスを開催する企業様において、eventosWEBは重宝されやすいツールであると感じております」

「Live!配信だけではなく、オンラインイベント全体で言うとどのようなプロジェクトが印象に残っていますか?」

「オンライン展示会を行ったブティックス様のCareTEX365 ONLINEは、eventosWEBを使用して企業様がサービスを外部に提供するサービスとなりましたので、こちらも印象に残っています。あとはなんと言っても東京ゲームショウ2020ですね。2016年から4年連続で公式アプリを導入して頂けましたが、今年は初のオンライン開催という事でオンラインイベント用のページを担当させて頂きました」

「緊急事態宣言が終了し、徐々にリアルイベントも開催されましたが、そこで印象に残っているイベントはどうでしょう?」

「リアルイベントですと、イベント名は申し上げられないのですがeventosチケットを利用して有料チケットの申し込み・購入・現地での入場を行える、eventos史上最も大規模と言っても過言ではないイベントにて導入させて頂いた事例が印象に残っております」

「2020年は色々とeventosにおいても飛躍の1年だった、という事ですね」

「紹介していないクライアントも含め、結果として多くのクライアント様にeventosを導入して頂き、導入実績や顧客、売上もコロナ禍においても達成する事ができました。これもeventosの営業・CS・開発メンバーが頑張ってくれた結果であると思っております」

 

 

eventos 2021年の展望

「ここからは2021年の展望をお聞かせ下さい」

「2020年の反省でもあるのですが、品質部分においてまだまだ改善の余地があると考えておりますので、まずは品質向上を意識していきたいと思っています。その上で規模をより大きく拡大し、世の中の人によりeventosを提供できるように、今までに無かった機能の追加、現在の機能のブラッシュアップなどを行っていきたいですね」

「2020年はWEBに比重をおきましたが、その方針は2021年も変わらずでしょうか?」

「引き続きWEBをメインとしたオンラインイベント中心の開発・改修を考えておりますが、eventosはアプリから始めたサービスであり、アプリがあるのが一つの強みと思っておりますし、これからはリアルイベントとオンラインイベントが融合したハイブリッドイベントも増えてくると思います。そのような状況にてコロナ対策(人数制限・入場制限)などもeventosで実施可能ですので、状況を見極めてアプリにも力を入れていきたいですね」

「現在で決まっているサービスのリリース予定はありますか?」

「昨日1月13日にプレスリリースを出させて頂きましたが、オンラインイベント充実に向けた機能である”オートチャット”、”マッチングチャット”、”かんたんLive!配信”などを1月12日にリリース致しました。そして1月下旬にはオンラインMTG機能のリリースを予定しており、3月末にはeventosの連携をより広めていく改善を考えております。そしてその先にはイベントマーケティング機能をもっと充実させていきたいと考えております。出展者がイベントの分析を行い、商談をより効率化していけるような機能ですね」

「プロモーション部分ですと、2020年から始まったイベ博(eventech EXPO)も、2021年は継続して実施してきますか?」

「そうですね、今はイベ博ONLINEという形で木曜日のライブ配信をメインとしておりますが、開催頻度を増やしたり、リアルでの開催なども検討してます。その上でeventosのファンを増やしていきつつ、コミュニティを形成してeventosを議論していく場も増やしていきたいですね」

「あとは実際のリアルイベント出展では、2021年2月24日から開催される第8回 イベント総合EXPOにも出展が決まっていますね」

「この時期だからこそ、来場される方は課題解決を考えている方が多いと思いますので、より具体的な商談ができると期待しています。あとは初日にはカスタマーサクセス事業部長の岡が登壇しますね(笑)」

「最後に、eventosとして広報部門に期待している事はどんな事でしょうか?」

「継続して情報の発信は耐えず行って欲しいと思っていますが、やはりeventosを多くの人に知って頂きたいと思っていますので、外部メディアの方などとの繋がりを強めて欲しいですね。そうして展示会やイベントを通してより多くの方にeventosを知ってもらう為の施策を考えて欲しいと思っています」

「承知しました!それでは最後に一言メッセージをお願いします」

「eventosは2020年で大きく進化する事ができましたが、引き続き2021年もより多くの方に使用して頂けるようUNITメンバー一丸となって引き続き良いサービスを作り上げていきますので、2021年のeventosにもぜひ期待していて下さい!」

「ありがとうございました!」

 

編集後記

eventosは昨年だけでも2月にeventosスタンプ、3月にはeventosアプリの無料開放、5月にはLive!配信機能の販売と、目まぐるしい勢いで新機能のリリースを行いつつ、これまでに無かった大型クライアント・大型イベントにおけるeventos WEBやeventosアプリ導入を行い、機能面でも認知・売上面においてもかなりの成長率を見せてくれましたが、清田からは「まだまだチャンスはあったけど活かしきれなかった」と悔やむ印象を受けました。

インタビューの文中にもありましたが年始から大型アップデートを行い、今年は絶好のスタートダッシュを切ったeventos!2021年も昨年の2倍、3倍の成長を期待ですね!

次回は受託(DX)部門の青木のインタビューを掲載いたします!
楽しみにお待ち下さい!

 

投稿者プロフィール

二代目編集長