2023年7月3日リリースされた哲学対話SNS「Dialog(ディアログ)」をbravesoftにて開発させていただきました。

 

 

 


名前    : Dialog(ディアログ)
URL    : https://dialogers.tokyo/
Twitter  : https://twitter.com/dialogers_tokyo
Instagram:https://www.instagram.com/mochi_suzu11/
Threads :https://www.threads.net/@mochi_suzu11


 

リリースされてまだ間もないWEBサービスではありますが、既に多くの“フィロソフィー”(本サービスの質問&回答の総称)が飛び交い、非常に盛り上がっております。

そこで本日は、本サービスを展開する株式会社プロネーシス 取締役メディアクリエイターの望月鈴子様に、Dialog(ディアログ)の開発に関してのインタビューをさせていただきました。

Dialog(ディアログ)に込めた想いなども色々とお話いただきましたので、是非ご一読くださいませ!

 

 

哲学を身近に触れてもらうため、サービスを検討

ー本日は宜しくお願い致します。まず、本サービスを作成しようとした背景からお伺いしたいのですが、どのような経緯で本サービスを思いついたのでしょうか?

望月様「大学時代より哲学を学んでいたのですが、哲学は世間一般には”役に立たないもの”としてイメージされていたので、もっとみんなに身近なものとして触れてほしいという思いがありました。そんな思いを抱えていた中で、たまたま箱根の温泉に浸かっていたところ、アイデアが浮かんできたんです(笑)」

ーそのようなタイミングで生まれたのですね(笑)

望月様「そこで、“誰でも哲学ができるアプリ”というアイデアを実現させるために、ご協力いただける企業様を探しました」

ーその1社である弊社bravesoftはどのようなきっかけでお問い合わせいただけたのでしょうか?

望月様「”アプリ 開発会社”などで検索させていただき、bravesoft様のコーポレートサイトが一番に出てきました。そこで・・・一目惚れをしました!ここしかないっ!!ということで問い合わせさせていただきました(笑)」

ー嬉しいお言葉ありがとうございます。どのような点に、魅力を感じていただけたのでしょうか?

望月様「すごく情熱的で、楽しそうな雰囲気が伝わってきた点ですね。更には実績も豊富で、日本でいちばんのアプリ開発会社と感じましたね」

ーありがとうございます。そこで望月様とお打ち合わせをしたのが、イベンテック開発をメインとするFrontier Forceグループの伊藤統括です。まず初めにお話お伺いして、どういう印象を持ちましたか?

伊藤「”哲学”と”アプリサービス”の結びつきについて、理解するまでに時間がかかりましたが、望月様の熱意を聞いて、なんとか実現したいと思い、色々と提案させていただきました」

ー元々はアプリで検討されていたとの事ですが、WEBサービスでのリリースとなったのはどのような理由なのでしょうか?

望月様「正直、アプリ開発におけるコストが思っていたより高額だった為、コスト面を考えた際に、“WEBの方が良いのでは?”という提案を伊藤様からいただき、WEB開発に踏み切ることにしました」

伊藤「新規事業に関してはリスクも多いので、スモールスタートが有効です。まずはサービスが軌道に乗るまでは、必要最小限の投資で行うべきと考え、WEBでのサービスを提案させていただき、開発にはbravesoft子会社のbravesoft Dailian(大連)を紹介させていただきました」

望月様「このようなアドバイスをいただけたことも含めて、伊藤様との出会いが本当に良かったですね。信頼してついていこうと思えました」

 

本社・子会社を含めた”情熱”を実感

ーそしてWEBサービスとして「Dialog」プロジェクトが始動し、このタイミングでbravesoft大連の社長である王社長にもお話いただきましょう。いわゆるオフショア開発という開発手法を想定していなかったと思いますが、懸念などは無かったでしょうか?

望月様「伊藤さんを通じてbravesoft様を信頼しておりましたので、心配はありませんでした。王さんにも真摯にご対応いただき、非常にありがたかったです」

「始めは”哲学”という言葉を聞いて、”難しそう…”と思ったのですが(笑)望月様と色々とやり取りをさせていただく中で、望月様の考えが少しずつ理解できて、“このようなサービスを作りたい”という世界観がわかるようになりました」

ー今回の開発スケジュールはどのような期間だったのでしょうか?

伊藤「問い合わせをいただいたのが、ちょうど1年前の2022年の7月でした。8月から要件定義やデザインが始まり、開発は今年2023年1月からで、そこから半年後の7月リリースというスケジュールですね」

ースケジュールは問題なく進行できたのでしょうか?

望月様「はい、予定より早く仕上げていただけました」

ー王さんが印象に残っている開発に関するエピソードはありますか?

「アニメーションの細かい調整はなかなか難しかったですが、しっかりとリクエストに応えることができたと思っております」

望月様「求める世界観をしっかりと実現していただき、bravesoft大連の皆様には非常に感謝しております」

「正直、私はそこまでSNSをやっていないので、今回の開発にあたってTikTokなど、色々と他のSNSを参考にさせていただきました。また、私はアプリ開発経験は多いのですが、WEBでのSNSサービス開発経験はそこまで経験が多くないので、その点も色々と勉強することができたので、私としても非常に学びとなったプロジェクトでしたね」

望月様「王さんが、非常に丁寧に、根気強く話を聞いてくれたのは助かりました。私も注文がかなり細かいので・・・(笑)。あとは開発チームもの皆様も、backlogのレスポンスなども早く、確認も丁寧で、真摯な対応をしていただけました。本社、子会社を含めて情熱がある会社と感じ、bravesoft様に依頼して本当に良かったと思っております」

ー嬉しいお言葉、ありがとうございます!

 

“哲学は世界を変える”

 

ーそれでは先日、7月にリリースされたDialogに関してご紹介いただければと思います。ズバリ、本サービスはどのような内容となりますでしょうか?

望月様「知識や学問を必要とせず、自分の言葉だけで哲学ができるサービスです。会員登録すると、“○○ってなに?”や、“なぜ○○は○○?”などの質問を投げることができます。また、他のユーザーから集まった質問に回答することができます。そうして1対1の“対話”が成立するとひとつの“フィロソフィー”が完成し、タイムラインに並んでいきます」

ーフィロソフィーには、”ハート”と”目”のアイコンがありますが、どのような性質なのでしょうか?

望月様「共感するものにハートで”いいね”を表現するのは他のSNSでもよくありますが、哲学を主体としたサービスですので、オリジナルの表現方法を考案してみました。こういう考え方もあったのか!という気づきを得られた“フィロソフィー”には、目のアイコンを開眼して“悟り”を表現できる仕組みになっております」

ーちなみにDialogを活用いただきたいターゲットは、どのような層とお考えでしょうか?

望月様「自分の考えを自分の言葉で表現してみたい、幅広い年齢層の方にご活用いただければと思っております」

ーDialogの最大の魅力は、どのような点となりますでしょうか?

望月様「質問したり、回答したりというアクティビティを通じて、“思考の整理”を行えることですね。例えば、自分の心の中にあることを言語化することによって、自分が何を考えているのかが明確になります。また、他のユーザーのフィロソフィーに触れて“悟り”が得られることもDialogならではの体験だと思います。それから、Dialogの対話は1対1なので、自分の質問に回答してくれた人のことは結構気になります。良い回答をもらうと好きになっちゃいますね(笑)」

伊藤「私も活用しておりますが、非常に考えさせられる内容が多く、見ていて非常に楽しく学べるサービスですね。例えば、”なぜ人はお茶を飲むのか?”という問いは今まで考えたこともありませんでしたが、その回答が“自由な時間を求めるから”との内容で感心しました。こうした何気ない思考の整理が楽しいですね」

ーそれでは最後にリリースしたばかりのDialogですが、今後の展望はどのようにお考えでしょうか?

望月様「まずは多くの方に使っていただき、Dialogを通じてもっと社会貢献ができればと思っております。SNSなどで発信し、認知拡大をしていきたいと考えております」

ー是非、我々としても応援させていただきたいと思っております。最後に、本記事を見た方にメッセージがあればお聞かせください。

望月様「選択肢が多様化し、その分迷いも多いこの現代には、生きるための“軸”が必要です。それはつまり“自分の哲学”です。自分の頭で考えて、自分の言葉で表現する。このチカラがそのまま生きるチカラになります。Dialogは、哲学の専門的な知識などは一切必要ありませんので、まずは気軽にアクセスしてみてくださいね!」

ー是非、我々としても応援させていただきたいと思っております。最後に、本記事を見た方にメッセージがあればお聞かせください。

「是非、引き続きサービスを盛り上げていきましょう!」

伊藤「我々としても、学ばせていただけるプロジェクトでした。是非、以降もパートナーとしてサービスを共に盛り上げていければと思いますので、引き続き宜しくお願い致します!」

ーそれでは本日はお忙しい中、ありがとうございました!

 

 

 

導入事例紹介

Dialog(ディアログ)

 

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二代目編集長