
コロナ禍を経て、イベント業界は劇的な変革を遂げました。従来のリアルイベントは中止や延期を余儀なくされ、代替手段として急速に普及したのがオンラインイベントです。そして、コロナ禍が収束しつつある現在、リアルとオンラインの両方の利点を組み合わせた「ハイブリッドイベント」が、新しいイベント運営のスタンダードとなりつつあります。
この記事では、アフターコロナ時代におけるイベント運営の新常識として、オンラインイベントやハイブリッドイベントの成功法について具体的なポイントを解説します。さらに、bravesoftが提供するハイブリッドイベントのサポート事例を交えながら、その効果的な活用法について紹介します。
アフターコロナ時代におけるイベント運営の新しい形態
イベントの形態は、参加者の期待とテクノロジーの進化に合わせて柔軟に変化しています。特にアフターコロナ時代においては、以下の3つのイベント形態が主流となっています。
オンラインイベント
オンラインイベントは、参加者が物理的な会場に集まらず、インターネットを通じてイベントに参加する形態です。講演、ワークショップ、ネットワーキングなど、さまざまな形式をオンラインで実現できます。コストの抑制や、地理的な制約を超えて参加者を募ることができるという利点があり、特に国際的なイベントやウェビナーで効果を発揮します。
リアルイベント
従来の形態であるリアルイベントは、対面でのコミュニケーションや参加者同士のインタラクションを重視する場として依然として人気があります。しかし、コロナ禍以降は参加人数制限や感染対策など、新たな運営方法が求められるようになりました。
ハイブリッドイベント
ハイブリッドイベントは、リアルイベントとオンラインイベントの両方の特長を組み合わせた形式です。リアル会場でのイベントに加え、オンライン配信を行うことで、会場に足を運べない参加者も同時に参加できます。この形式は、参加者の柔軟なニーズに応えられるため、アフターコロナ時代のイベント運営の主流として注目されています。
オンライン・ハイブリッドイベントの成功法
オンラインやハイブリッドイベントを成功させるには、リアルイベントとは異なる特有の課題やポイントに対応することが重要です。ここでは、具体的な成功法を4つの観点から解説します。
- 明確な目的とコンテンツ設計
オンラインやハイブリッドイベントでは、参加者の集中力を持続させるために、短く魅力的なコンテンツを提供することが重要です。リアルイベントと異なり、オンライン参加者はワンクリックで離脱することができるため、各セッションの目的を明確にし、視覚的にもわかりやすい資料や動画を用意しましょう。また、講演時間を短く区切り、インタラクションを増やすことで参加者のエンゲージメントを高めることができます。
- インタラクティブ機能を活用して参加者のエンゲージメントを向上
リアルイベントでは、参加者が講演者と直接対話したり、他の参加者と交流することができます。しかし、オンラインイベントではそのような体験を再現するのは難しいと考えられがちです。そこで、リアルタイム投票やQ&A機能、チャット、ネットワーキング機能などを取り入れ、参加者が双方向でコミュニケーションを取れる環境を整えることが重要です。
例えば、リアルタイムで結果が確認できるWebアンケートシステム「Live!アンケート」では、リアルイベントでもオンラインイベントでも、ログイン不要で気軽にアンケートに参加できます。双方向のコミュニケーションを活性化することで、イベントの盛り上がりを促進し、参加者とのエンゲージメントを高めることができます。
- 高品質な配信環境の整備と技術的サポート
オンラインやハイブリッドイベントでは、配信の品質がイベント全体の印象を大きく左右します。音声が聞こえづらかったり、映像が途切れるといった技術的トラブルは、参加者の離脱を招く原因となるため、配信環境を整えることが非常に重要です。
bravesoftでは、ハイブリッドイベントのサポートとして、現場での機材設置からオンライン配信のサポートまでを一貫して行い、安定した配信を実現しています。また、事前にリハーサルを行い、予期せぬトラブルを未然に防ぐことで、スムーズなイベント運営を支援します。
- データ活用による効果測定と次回イベントへの改善
オンラインやハイブリッドイベントでは、参加者の行動データを詳細に取得できるため、そのデータを活用した効果測定が可能です。参加者がどのセッションに最も多く参加したか、どの時間帯にアクティビティが高かったか、どのコンテンツが最も反響があったかなどを分析することで、次回のイベント企画に役立てることができます。
bravesoftの「eventos(イベントス)」では、イベント中にリアルタイムでデータを取得し、終了後には詳細なレポートを提供する機能を備えています。これにより、主催者は参加者の行動データを基に効果を測定し、次回イベントの改善点を特定することができます。
まとめ
アフターコロナ時代のイベント運営では、オンラインやハイブリッドイベントが新たなスタンダードとなっています。これらの形式は、参加者に新しい体験を提供するだけでなく、参加者のニーズに柔軟に対応できる点で非常に大きな可能性を秘めています。bravesoftが提供する「eventos」や「Live!アンケート」は、オンライン・ハイブリッドイベントを成功させるための強力なツールであり、これまで多くの企業のイベント運営をサポートしてきました。
オンラインイベントやハイブリッドイベントの導入を検討している企業や団体の皆さまは、ぜひbravesoftにご相談ください。私たちは、イベントを成功へと導くための最適なソリューションとサポートを提供し、参加者の満足度を最大化するお手伝いをさせていただきます。
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