こんにちは。ディレクターのやすです。
今回は知っている様で知らない(知っててもやらない?)、Appleへのバグレポートの仕方を紹介します。
特に、新しいOSで不具合に当たって、Webを見ても解決方法がないし、明らかにOSの不具合っぽい場合は、バグレポートをすることで改善されるかもしれません。
ただ泣き寝入りするのではなく、声をあげると改善に進むことがあるので、その場合はバグレポートも検討して見ましょう!英語が苦手な人も、かっこいい英語を使うことが重要ではなく、簡単でも伝わることが重要なので、トライしてみてください。
※バグレポートする際の注意点がここに記載があるので、読んでおくことをオススメしますが、ポイントは以下です。皆様が受け取ったことを想像して、再現手順が不明瞭だと困りますよね?ですので、以下にAppleの人が問題と認識できるか再現手順とかが重要になります。
・再現手順を明確かつAppleの人が再現できる手順を書く
・関連するログを添付する
・再現可能なテストケースを記載
・再現時のスクリーンショットや動画を添付
では、早速手順を紹介いたします。
1. Apple Bug Reporterにアクセスし、Apple IDでログインします。
2. 以下の画面が表示されるので、「New」 をクリックします。
- Productの選択画面が表示されるので対象のProductを選択します(iOS開発者なら iOS+SDKかDeveloper Toolsですかね)
4. バグのレポート画面が表示されるので、以下の項目をそれぞれ入力します。
Classification | 問題の種類 |
Reproducibility | 再現度(どれくらいの再現度か) |
Area | どのエリアの問題なのか |
Attach a file | ログや再現手順のスクリーンショット・動画を添付 |
Title | 問題のタイトル(簡単な英語でも伝わりやすいのを心がけましょう) |
Description | 問題の詳細 |
Step to Reproduce | 再現手順(ここか超重要。再現できるかできないかでApple側の対応も変わるはず) |
Expected Result | 想定する結果(本来こういう結果のはず!) |
Actual Result | 実際の結果(本来そうならないはず!) |
Configuration | 使用したデバイス |
Version&Build | iOSのバージョンとか |
Additional Note | 何か補足があれば |
- 入力ができたら、勇気を持って “Submit Problem” をクリック!
- Submitができたら左のOpenのフォルダに入りますので、結果を待ちましょう。
- Apple から回答が来たりして、もう終了してよければレポートはCloseをしましょう。
補足:以前バグレポートした時には、1ヶ月後くらいに回答がきました。すごく機械的ですが、新しいOSでも発生するか確認の連絡がきました(明示的に解決したよって感じじゃないですけど)
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