本記事では、2026年時点のApp Store Connectを利用したiOSアプリ申請について、登録・提出時に必要となる情報や各項目のポイントをまとめています。

App Store Connectでは、アプリ名やサブタイトル、スクリーンショット、アプリの説明文、キーワード、年齢レーティングなど、さまざまな情報を登録する必要があります。

この記事では、これらの項目について、現在の仕様に合わせて解説します。

2026年版で確認しておきたい主な変更・ポイント

  • スクリーンショットは1~10枚まで登録可能
  • iPhone向けスクリーンショットは6.9インチディスプレイ向け仕様が中心
  • キーワードは最大100 bytes
  • 年齢レーティングの質問項目が更新され、ソーシャルメディア機能に関する質問も追加
  • App Store Connectへのアプリ提出にはXcode 26以降が必要
  • カスタムプロダクトページは最大70ページまで作成可能
  • App Store上でのアプリの訴求方法として、プロダクトページ最適化やカスタムプロダクトページなどの機能が利用可能

アプリ名(30文字以内)※必須

App Storeに表示されるアプリのタイトルです。
ホーム画面に表示されるアプリ名と異なっていても大丈夫です。
アイコンと並んでユーザがアプリに興味を持つきっかけになるので、よく考えて付けたいですね。
また、下で説明するキーワードと並んで検索時のヒットに関わってきます。
他社のアプリ名や商標、無関係なキーワードなどを含めることは避けましょう。

サブタイトル(30文字以内)

アプリ名の下に表示される内容です。
アプリの目的や特徴について、ユーザに伝わりやすい説明内容を記載しましょう。 
アプリの内容と関係のないキーワードや、検索順位を意図して不自然にキーワードを詰め込むことは避けましょう。

カテゴリ ※必須

カテゴリはApp Store Connect上で、アプリの内容に最も適したプライマリカテゴリと、必要に応じてセカンダリカテゴリを設定します。カテゴリの選択肢はAppleによって変更される可能性があるため、申請時点のApp Store Connectで最新の選択肢を確認してください。

 セカンダリカテゴリは必須ではありませんが、アプリの内容に合う場合は設定を検討しましょう。

スクリーンショット ※必須

App Storeの商品ページに掲載するアプリのスクリーンショットです。

App Store Connectでは、現在1~10枚のスクリーンショットを登録できます。

スクリーンショットは、アプリの機能や特徴をユーザーに直感的に伝える重要な素材です。単にアプリ画面を掲載するだけでなく、アプリのメリットや利用シーンが伝わるように構成するとよいでしょう。

iPhone向けアプリでは、6.9インチディスプレイ向けのスクリーンショットが重要な基準となっています。

【6.9インチディスプレイ用サイズ(iPhone 16 Pro Max等)】

  • 1320 × 2868 px(縦) / 2868 × 1320 px(横)
  • 1260 × 2736 px(縦) / 2736 × 1260 px(横)

※6.7インチ用(1290×2796px等)をアップロードして上位サイズへ自動スケーリングさせる運用も可能です。

6.5インチ、6.3インチなどにも対応する仕様がありますが、現在は6.9インチ用を優先して準備するのがおすすめです。

Appプレビュー

Appプレビューは、App Storeの商品ページ上でユーザーが視聴できる動画です。アプリの機能や操作感、特徴などを動画で伝えることができます。

現在は最大3本のAppプレビューを掲載でき、1本あたり15~30秒です。

商品ページでは音声をオフにした状態で自動再生されるため、冒頭から視覚的にアプリの魅力が伝わる構成にすることが重要です。

このバージョンの最新情報(What’s New) ※アップデートの際は必須

アプリの更新情報です。
どのような更新を行ったかをユーザにわかりやすく伝えてあげると親切でしょう。

プロモーション用テキスト

アプリのアップデートを行わなくても変更できるため、期間限定キャンペーンや最新情報の告知などに活用できます。

プロモーション用テキストと次の項目に概要の入力欄がありますが、実際にストアの中で同じ位置に表示されるものなので、概要とは分けて書いた方が適切です。
最大170文字です。

概要 ※必須

アプリの説明文では、アプリがどのような課題を解決するのか、どのような機能があるのか、ユーザーにどんなメリットがあるのかを簡潔に説明します。

特に冒頭部分では、アプリの特徴や価値が伝わるように記載しましょう。

キーワード

App Storeでユーザーが検索した際に、アプリが検索結果に表示される可能性を高めるために設定するキーワードです。

現在、キーワードは最大100 bytesまで設定できます。

複数のキーワードをカンマ区切りで登録します。

なお、アプリ名や会社名に含まれている単語を重複して登録する必要はありません。また、他社のアプリ名や会社名、アプリと関係のないキーワードなどは使用できません。

年齢レーティング ※必須

App Storeでは、アプリに含まれるコンテンツや機能に応じて年齢レーティングが設定されます。

App Store Connectでは、年齢レーティングに関する質問に回答し、その内容をもとにAppleがグローバルおよび地域ごとの年齢レーティングを設定します。

質問では、暴力、性的コンテンツ、薬物・アルコール、ギャンブルなどのコンテンツに加えて、アプリに搭載されている機能や利用方法についても確認されます。

2026年には質問項目が更新され、ソーシャルメディア機能に関する質問も追加されました。2026年9月以降は、新規アプリやアップデートの提出時に、この項目への回答が必要です。

2026年9月以降は、新規アプリやアップデートをApp Storeに提出する際に、ソーシャルメディア機能に関する質問への回答も必要となっています。

実際の申請時には、App Store Connectに表示される最新の質問内容を確認し、アプリの実際のコンテンツ・機能に沿って回答しましょう。

プライバシーポリシーURL ※必須

アプリが収集・利用する個人情報などについて説明するプライバシーポリシーへのURLを設定します。

サポートURL ※必須

アプリに関する問い合わせやサポート情報を掲載しているWebページを設定します。
ユーザーがアプリに関する問題やフィードバックについて連絡できるよう、問い合わせ先などの連絡先情報が確認できるページを設定することが重要です。

専用のサポートページやお問い合わせフォームがあれば、そのURLを設定するとよいでしょう。
専用ページがない場合は会社のWebサイトを設定することもできますが、ユーザーが問い合わせできる連絡先情報が掲載されていることを確認しましょう。

マーケティングURL

アプリの詳しい紹介やマーケティング情報を掲載しているWebページがある場合に設定します。

著作権 ※必須

アプリの著作権者に関する情報を入力する項目です。
App Store Connectの案内に従い、著作権に関する情報を設定します。

アプリを申請する場合は、あらかじめこれらの情報を準備しておくと作業がスムーズに行くと思います。

App Privacy

App Privacyは、アプリがユーザーからどのようなデータを収集し、どのような目的で利用するのかを申告する項目です。

App Store Connectでは、アプリ本体だけでなく、利用しているSDKや外部サービスなどによるデータ収集についても確認し、App Privacyの情報を登録する必要があります。

登録した内容はApp Storeの商品ページに表示されるため、実際のアプリのデータ収集・利用状況と一致するよう、開発時に利用しているSDKやサービスも含めて確認しておきましょう。

アクセシビリティラベル

2025年9月のiOS 26リリース以降、App Storeのプロダクトページにアプリのアクセシビリティ対応状況を表示できる「Accessibility Nutrition Labels(アクセシビリティラベル)」が提供されています。

VoiceOver、Voice Control、「テキストを大きな文字で表示」、ダークインターフェイス、十分なコントラスト、視差効果を減らす、字幕、音声解説など、アプリが対応しているアクセシビリティ機能をApp Store Connectから登録できます。

現時点では登録は任意ですが、Appleは将来的に新規アプリやアップデートの提出時にアクセシビリティ対応情報の共有を必須にする予定としています。

アプリのアクセシビリティ対応状況を確認したうえで、実際に対応している機能を正確に登録することが重要です。

輸出コンプライアンス

輸出コンプライアンスは、アプリで使用している暗号化技術について、米国の輸出規制などへの対応状況を申告するための項目です。

アプリが暗号化を使用している場合、App Store Connect上で暗号化に関する質問に回答し、必要に応じて関連書類を提出する必要があります。AppleのOSに組み込まれた暗号化機能など、一定の条件を満たす場合は書類の提出が不要となるケースもあります。

暗号化の利用状況は、アプリ本体だけでなく、利用している外部ライブラリなども含めて確認しましょう。必要な場合は、App Store Connectで必要な書類を提出し、Appleによる確認を受けます。

App Review Information

App Review Informationは、Appleによるアプリ審査をスムーズに進めるため、審査担当者に提供する情報を入力する項目です。

審査時の連絡先として、担当者の名前・メールアドレス・電話番号を登録できるほか、アプリの操作方法や確認してほしい機能などを「Notes」に記載できます。

ログインが必要なアプリの場合は、審査用のデモアカウントのユーザー名とパスワードも登録する必要があります。審査担当者がアプリを問題なく確認できるよう、必要な情報を漏れなく記載しておきましょう。なお、App Review InformationはApp Storeのユーザーには公開されません。

ビルドファイル ※必須

開発したアプリをApp Store Connectへアップロードするためには、ビルドしたアプリのバイナリファイルをアップロードします。

2026年4月28日以降、App Store Connectにアップロードするアプリは、Xcode 26以降を使用し、対象プラットフォームの26以降のSDKでビルドする必要があります。
iOS・iPadOSアプリの場合は、iOS 26・iPadOS 26 SDK以降が必要です。

なお、ビルドしたアプリのアップロードには、Xcodeのほか、TransporterやApp Store Connect APIなども利用できます。

iOSおよびiPadOSアプリの最大未圧縮Appサイズは4GBです。

詳しくはApp Store Connect ヘルプ

その他

AppStoreConnectに以下の機能も追加されています。

App内イベント

App内で行われているイベントをプロダクトページから確認できる方法です。
これによってよりリアルタイムにアプリ内のイベント情報を表示することができます。

カスタムプロダクトページ

アプリの特定の機能やコンテンツ、ターゲットユーザーなどに合わせて、通常のプロダクトページとは異なるページを作成できる機能です。

カスタムプロダクトページでは、スクリーンショット、Appプレビュー、プロモーション用テキストなどを変更できます。

2026年現在、最大70個の追加プロダクトページを作成でき、ページごとにキーワードを設定して検索結果から特定のページへ誘導することも可能です。

プロダクトページの最適化

App Storeのプロダクトページについて、異なるアプリアイコン、スクリーンショット、Appプレビュー、説明文などのバリエーションをテストし、どの組み合わせがユーザーの反応やコンバージョン率の向上につながるかを検証できる機能です。

テストでは最大3つのバリエーションを設定できます。

テスト結果はApp Analyticsで確認でき、各バリエーションのパフォーマンスを比較しながら、より効果的なプロダクトページへ改善できます。