今の時代、サービスを作るときに1からすべて自分たちで作るということはほとんど無いかと思います。
ブレイブソフトでも Firebase、AWS など様々な外部サービスを使っています。
ただ、そのような外部サービスを使う以上、仕様変更には注意を払う必要があります。
ブレイブソフトでは、そのような情報を一元管理してサービス変更の1ヶ月前など適切なタイミングで社内に周知する仕組みがあります。
今回はそこでまとめられた外部サービスの今後の仕様変更点を共有したいと思います。
Google アナリティクス開発者サービス SDK の終了
参考リンク:
https://support.google.com/analytics/answer/9167112?hl=ja
もう期日が近いのでご存じの方も多いかと思いますが、2019年10月に Android と iOS 向けの Google アナリティクス開発者サービス SDK に基づく Google アナリティクス モバイルアプリのレポート提供が終了します。
まだ利用している方は、 Firebase のアナリティクスなどに移行しましょう。
Android アプリのアップデート時に targetAPI を 28 以上にすることが必須化
参考リンク:
https://android-developers.googleblog.com/2019/02/expanding-target-api-level-requirements.html
こちらももう期日が迫っていますが、2019年11月からAndroid アプリのアップデート時には targetAPI が 28 以上であることが要求されるようになります。
(既に新規アプリのリリースは 28 以上が必須になっています。)
いざアップデートするときに弾かれて慌てないように、余裕のあるときに 28 以上に上げておくのが良いと思います。
AWS RDS のSSL/TLS 証明書の更新
現在 RDS に接続するために使用している CA 証明書の有効期限が、2020年3月5日に期限切れになります。
期限が切れると RDS に接続できなくなるので、期日までに必ず対応する必要があります。
更新のための手順は参考リンクに書いてあるので、そちらを確認してください。
AWS S3 で path style でのリクエストが受け付けられなくなる
参考リンク:
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/amazon-s3-path-deprecation-plan-the-rest-of-the-story/
2020年9月30日以降に作成されたパケットは、path style でのリクエストが受け付けられなくなります。
(それ以前に作成されたパケットであれば影響を受けないようです。)
今後は virtual hosted style でのリクエスト形式に変更されます。
ちなみにそれぞれの形式は以下のようなものです。
path-style
https://s3.amazonaws.com/jbarr-public/images/ritchie_and_thompson_pdp11.jpeg
https://s3.amazonaws.com/jeffbarr-public/classic_amazon_door_desk.png
virtual-hosted style
https://s3-us-east-2.amazonaws.com/jbarr-public/images/ritchie_and_thompson_pdp11.jpeg
https://s3-us-east-2.amazonaws.com/jeffbarr-public/classic_amazon_door_desk.png
こちらは既存のものに影響することは無いかと思いますが、今後 S3 を使う際には virtual hosted style に統一しておいたほうが良さそうです。
以上になります。
これらの情報には常にアンテナを張っておきたいですね!
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