ハードウェア周りの新発表は今年は基本出尽くした感じですが、ソフトウェアはいつ新しいサービス・技術が出てきてもおかしくはない世界ですので、まだまだ面白いニュースが出てくるのを期待しましょう!
ソフトウェア
コード補完ツールKiteが11言語を新たにサポート
Kiteが、Java、Kotlin、Scala、C/C++、Objective C、C#、Go、TypeScript、HTML/CSS、Lessを対応言語として追加しました。ObjectiveCならSwiftにしてほしいところですが・・・
Kiteのトップページにおいて、どのような感じで保管してくれるかのデモがでているので、興味がある方は見てみてください。
機械学習の最前線
AI、AIと聞かない週はないくらい目にする単語ですが、機械学習の最前線ということで、機械学習で今どのようなことがやられているのかが、以下で紹介されております。
機械学習の最前線「アルツハイマー病スクリーニング」「森林マッピングドローン」「宇宙での機械学習」など
今年と来年のTechカンファレンスカレンダー
以下に様々なTechカンファレンスのスケジュールがまとめられております(AWSのre:inventとかGoogle IOとか)。コロナの影響で中止、延期など通常と違うスケジュールになっておりますので、興味があるもしくは、こんなイベントがあるんだという意味で見てみると面白いかと思います。
こう見ると今年はオンラインが多いですが、来年は「今の所」オフラインでのイベントでやるところが結構出てきそうですね。
次世代プロトコル「QUIC」
下記記事によると、TCPを新しい通信規格「QUIC」へ置き換える流れが強まっているとのこと。
UDPを用いることで従来のネットワーク機器にも対応した柔軟性と、TCPにはない暗号化機能といった高機能性を両立しているQUICは、未来のインターネットを支える通信規格として注目されています。
と説明もされているQUIICですが、Facebookでは、Facebookアプリにすでに適用しているようです (正確には、全トラフィックのうち、75%以上がQUICとHTTP/3によって行われているようです)。
IETFによるQUICの標準化は2021年を予定しているとのことなので、標準化が加速していきそうなので注目です。
Facebookは次世代プロトコル「QUIC」をどのように導入しサービスを高速化したのか?
ハードウェア
2021のスマスピ市場は21%の成長予想
Google/Apple/Amazon ともに、定期的にアップデートの製品を発表しているスマートスピーカー市場ですが、canalys のデータによると、2021年はスマートスピーカーの市場は21%の市場成長を予想しています。
理由については、下記の記事によると以下。コロナの影響もありつつも、逆に家に対する購入が続く可能性といったところのようです。
より多くの消費者に新しいデバイスを自分の家に導入する可能性、あるいは古くて時代遅れの機器を交換する可能性を検討させるはずだ。
それなりにスマスピの出荷台数も出ていますが、市場が拡大することで次にどのような進化を遂げるかは楽しみですね。
画像:canalys
2021年のスマートスピーカー市場は21%成長の予想、安価なHomePod miniがアップルの市場拡大に貢献か
ITビシネス
オンラインでのeスポーツジム事業を展開
eスポーツはみなさん聞いたことがあると思いますが、スポーツだけにジムを開設するというのは面白いですね。注目の展開内容ですが、
ジム店舗では「eスポーツ指導」「eスポーツ英会話」「eスポーツ自主練習利用」、またオンラインでは「eスポーツ指導」といった会員向けサービスを提供予定。
とのこと。海外とのやり取りも多いので、英会話とかを入れているのも方向性にあったサービスなのかもしれません。eスポーツの拡大に伴って、このようなジムも広がっていくかも!?
ゲシピと東京メトロがeスポーツで業務提携、2020年度中にジム事業を開始予定
YurOnがYoutubeより早い成長を
ソーシャルビデオプラットフォームの YurOnというサービスがあるようです。私も初めて聞きましたし、ユーザー数もまだまだこれからではあるようですが、動画関連のサービスを提供している方は注目してもよいかと思います (サービス開始からの比較でYoutubeより成長と現段階でいっていいかは懐疑的ですが)。
ユーザーがショートビデオを投稿して質問したり回答したりというサービスのようで、質問に対して動画で回答したりといった感じのようです。
New video-based social media platform YurOn growing faster than YouTube
中国でも個人情報保護法制定へ
内容については以下。
草案では個人情報の取り扱いについて十分な告知を前提として個人の承諾を得る必要があると定めた。収集した個人情報を海外に移転する場合は、国の関連部門の審査を求める。違反すれば最高で5000万元(約8億円)、もしくは前年の売上高の5%の罰金を科す重い処分になるという。
本人の承諾を得るというのは、昨今の流れで特段特別ではないかと思います。気になるのは、個人情報を海外に移転する場合審査が必要とのこと。この点中国でビジネスする際には注意が必要になってくるかもしれません。
その他
ブランド価値評価ランキング「Best Global Brands 2020」というのが発表されておりました。Appleが8年連続というのはすごいですが、Apple/Amazon/Microsoft/Google/Samsungとテック企業がトップ5まで占めているのも注目点です。(GAFAとよく言われますがFではなくMが入っているところも面白いです)。
企業のブランド価値というのをなかなか数字で見る機会もないと思うので、見てみるといいかもしれません。また、ブランディングを考えている方は、上記の企業などを参考にしてみるの良いかと思います。
我々もこの中に入れるようなブランディングを持つ企業になっていきたいです。
https://jp.techcrunch.com/2020/10/21/interbrandjapan-best-global-brands-2020/
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