ソフトウェア
AWS re:Invent が開催
AWSが新データベース製品BabelfishでMSのSQL Serverを追撃
Babelfish for Aurora PostgreSQLという新しいデータベースを発表しました。
Babelfishが提供するのは、SQL Serverが独自に持つSQのL方言(T-SQL)と通信プロトコルのための翻訳レイヤーである。これを使うことで企業がAWSのAuroraリレーショナルデータベースに自由に切り替えられるようになる(ただし、既存のデータを移行する作業は残される)。
汎用コンテナオーケストレーションのECSとKubernetesに焦点を当てたEKSは、顧客がこれらの人気のAWSサービスをオンプレミスで利用できる
AWSが運用上の問題を自動的に発見するDevOps Guruを発表
このサービスは、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与える可能性のある問題を、運用側が発見できるようにするためのツールのようです。
仕組みとしてはアプリケーションのログなどを分析して、逸脱している行動を特定する。といった動きのようです。事前のコストや契約を求めることはないようなので運用上ぜひ使ってみたいですね。
異なるサイロからデータを取得しターゲットのデータストアにコピーすることができる。このAWS ETLサービスにより、プログラマーはちょっとしたSQLコードを書けば、あるソースデータストアから別のデータストアへデータを移動するマテリアライズドビューを作成できる。
AWSが機械学習のデータ準備サービスSageMaker Data Wranglerを公開
記事をのまま抜粋させてもらいますが、以下です。Data Wranglerにはあらかじめ構成されたデータ変換が300以上組み込まれていてるようなので、その点の補完は助かりますね。
AWSはデータサイエンティストが機械学習のトレーニングに使用するデータを簡単に準備できるようにする新しいサービスのAmazon SageMaker Data Wranglerを公開した。同社はこれに加えて、SageMaker Studioで利用でき、機械学習機能の命名、整理、発見、共有を簡単にする新しいサービスのSageMaker Feature Storeも公開した。
AWSはさらにSagemaker Pipelinesも公開した。こちらはプラットフォームの他の部分と統合される新しいサービスで、ワークフローを作って自動化できるように機械学習のCI/CDサービスを提供し、トレーニングデータや構成といったモデルコンポーネントの監査証跡も利用できる。
Amazonが製造現場の予知保全に役立つ異常検知サービス「Amazon Monitron」を発表
機械学習を活用して、製造現場で使用されている機械の異常発生を事前に検知する「Amazon Monitron」サービスを発表しました。まだDX化されていない産業に目をつけたようです。
このように特定産業に対するサービスが出ていくと、よりクラウド化/DX化が加速しそうですね。
このチップはEC2インスタンスとして提供され、同社の機械学習プラットフォームであるAmazon SageMakerで利用できるようになる。
AWSがあらゆるカメラに機械学習技術を搭載するデバイスPanoramaを発表
AWS Panorama Applianceという新しいハードウェアデバイスを発表しました。
ユーザー企業はまず、Amazon SageMakerなどを使ってコンピュータービジョンのモデルを作る。Panorama Applianceは、そのモデルを、ネットワークまたはネットワークに接続されたフィードに対して走らせる。
近くAWSはPanorama SDKを提供するため、メーカーはPanorama対応のデバイスを開発することができる。
といったように。ちなみに以下のようなデバイスのようです。(公式ページ)
Google/Appleがベストアプリを発表
GoogleとAppleがそれぞれベストアプリを発表しました。両方ともZoomが入っていたりと、まさにコロナの年の状況を反映している感じですね。
Small Business Programの登録受付開始
少し前にも紹介しましたが、AppleのStore手数料が15%に引き下げられるSmall Busines Programの登録が開始されました。
前にも紹介したように収益が全アプリを合計して100万ドル未満である必要などの条件がありますが、条件に該当する方はぜひ登録をしましょう。
Github が利用状況を公開
Githubがユーザー数などの利用状況をまとめたレポートを公開しました。
GitHubが2020年のユーザー数やリポジトリ数、人気の高いプログラミング言語やトピックなど使用状況を詳細にまとめたレポート「The State of the Octoverse 2020」を公開
こちらを見ると、世界のプログラムの動向が少しわかるかもしれません。なお、一番使われている言語は以下のようにJavaScriptのようで、Python/Typescriptが上昇傾向ですね。なお、GitHubを利用するユーザーで最も多いのが学生・教師(23%)というのは以外ですね。
ハードウェア
オープンソースOSの端末が発表
オープンソースOSのPlasma Mobileを搭載したスマホが発表されたようです。Plasma MobileはLinuxディストリビューションからビルドされるモバイルOSのUIとのこと。
正直これがどこまで伸びるか微妙ですが、新たな選択肢になっていくか動向が気になりますね。(開発者側としては増えすぎるのも懸念ですが・・・)
オープンソースのOS「Plasma Mobile」搭載スマホ「PinePhone: KDE community edition」が登場
Xiaomiが世界第3位に
以下にあるようにAppleを抜いて、Xiomiが世界第3位のスマホ出荷台数の会社となりました。なお、以下の記事によるとHuaweiの台数は減少傾向であり、2位も難しくなるのではないかとの予想をしています。
スマートフォン販売数でXiaomiがAppleを抜き世界第3位に、全世界の販売台数は前年同期比で2000万台減少
ITビジネス
GoogleがActifioを買収
re:Inventが開催されAmazonに注目がいっていますが、その裏側でActifioを買収しておりました。
グーグルはActifioのことを「バックアップと災害復旧におけるリーダー」と呼んでいる。同社はデータの仮想コピーを提供し、企業はそれを管理し、アップデートしてストレージに保存したり、テストしたりできる。
新しい機能をAWSが攻めの発表をする一方、継続性といった安定稼働・継続稼働に対しての守りの点を発表しているのが面白いですね。
GoogleがActifioを買収しデータ管理とビジネス継続性の分野に参入
その他
今回はAmazonが色々発表したので、AWSの記事がほぼほぼ占めてしまいました。
今回は以下の記事に注目してみました。WindowsでAndroidのアプリがそのまま動くといったものです。AppleではすでにiOSがMacで動作する状況になってきましたが、それに対抗するものかもしれません。
いずれにしても、PCとモバイルと別れていた世界が、より近づいていく可能性が高まってきている気がします。Mac MiniがAWSで動いたりと、今までそれぞれ独立していた世界が近くなってきているので、プラットフォームだけでなくサービスでより勝負しないといけない世界になっていきそうです。
Androidアプリのコードを書き換えずにほぼそのままWindows 10で利用できるようにする「Project Latte」が進行中
その一方、我々もイベントを中心としたアプリプラットフォームのeventosを提供していますw ぜひ興味がある方はHPを見てみてください。
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